
カカオトークのビデオ通話や音声通話を録画・録音したいと思ったとき、「相手に知られてしまうの?」「声がうまく入らないのはなぜ?」と気になる方も多いかもしれません。
iPhoneやAndroid、パソコンなど使う機器によって、録画・録音の方法やできることが違ってきます。カメラの切り替えやスクリーンショットの撮り方、通話を録音するためのアプリなども、それぞれのやり方で結果が変わります。
この記事では、カカオトークの通話を録画・録音する方法をわかりやすく紹介しながら、気をつけたいことや便利なやり方もあわせてご紹介します。
カカオトークのビデオ通話を録画するやさしい方法

カカオトークのビデオ通話を録画したいときは、使っているスマホやパソコンの種類によって、方法や気をつけたいことが変わってきます。
まずは「録画ってそもそもできるの?」という基本から、iPhone・Android・パソコンでのやり方を順番にチェックしていきましょう。
準備のポイントや、いつ録画を始めるとよいかについてもわかりやすく説明していきます。
カカオトークに録画機能はある?
カカオトークには、もともとビデオ通話を録画する機能はついていません。
そのため、録画をしたいときはスマホやパソコンにある「画面録画機能」や、外部アプリを使う必要があります。
iPhoneやAndroidには、あらかじめ画面録画機能が入っていることが多く、それを使えば簡単に通話の様子を動画として残せます。
ただし注意点として、録画はできても「音声」がうまく入らないことがあります。
とくにiPhoneでは、相手の声など内部の音が録音されない場合もあるため、録画前にテストして確認しておくのがおすすめです。
つまり、カカオトークのアプリだけでは録画はできないため、スマホやパソコンの機能を上手に使って録画する必要があります。
録画を始めるタイミングと準備しておきたいこと
ビデオ通話を録画するなら、事前の準備がとても大切です。
まず、録画に使うアプリや画面録画機能をすぐに使える状態にしておきましょう。
通話が始まる前に録画をスタンバイしておけば、会話の出だしを逃さず記録できます。
通話が始まってから録画しようとすると、うまく録画できなかったり、最初の会話が録れなかったりすることがあります。
また、スマホの容量が足りているか、バッテリーが十分あるかも忘れずチェックしましょう。
録画中に電源が落ちたり、容量がいっぱいになると、録画データが保存されないことがあります。
さらに、録画中に通知音や着信音が入ってしまわないように、「おやすみモード」などを使って音を消しておくと安心です。
録画の準備をばっちり整えて、通話が始まったらすぐに録画を始めるのがコツです。
iPhoneでの画面録画のやり方
iPhoneには、最初から「画面収録」という機能がついています。
まず、コントロールセンターに「画面収録」ボタンが入っているか確認しましょう。
もし見当たらない場合は、「設定」→「コントロールセンター」から追加できます。
録画を始めるには、コントロールセンターを開いて、「●」マークのボタンを押します。
3秒のカウントダウンのあと、画面の録画がスタートします。
カカオトークのビデオ通話を始める前に録画をスタートしておくと、スムーズに全体を記録できます。
ただし、iPhoneでは内部音声がうまく録音できないことがあります。
相手の声も録音したい場合は、画面収録時にマイクをオンにする必要がありますが、それでもうまく録れない場合もあります。
そのため、事前にテストして音がちゃんと入るか確認しておくのが安心です。
録画を終えたら、コントロールセンターをもう一度開いて録画を停止します。
録画された動画は、自動的に「写真」アプリの中に保存されます。
Androidスマホで通話を録画する方法
Androidスマートフォンでは、機種によってはもともと画面録画の機能が入っていて、それを使えばカカオトークのビデオ通話を録画できます。
操作はとても簡単で、通知バーを下にスライドして「画面録画」のボタンをタップするだけで録画が始まります。
もし標準の録画機能がついていない場合は、「AZ Screen Recorder」や「Mobizen」などの録画アプリを使えばOKです。
これらのアプリの中には、相手の声など内部の音も録れるものがあり、会話の内容をしっかり残せるのが便利なポイントです。
録画を始める前に、アプリの設定で映像のきれいさや音声の録音を調整しておくと、見やすい動画が残せます。
また、録画中に着信や通知が入るとじゃまになることがあるので、「おやすみモード」などで通知をオフにしておくのがおすすめです。
Androidスマホは機種によって使える機能がちがうので、まずは自分のスマホに画面録画があるかどうかを確認してから、それに合った方法を選びましょう。
パソコンでビデオ通話を録画するには?
パソコンでカカオトークのビデオ通話を録画したいときは、画面を録画するソフトを使うのが一般的です。
Windowsでは「Xbox Game Bar」や「OBS Studio」、Macでは「QuickTime Player」などがよく使われています。
どれも無料で使えて、画面と音の両方を高画質で録画できるのが魅力です。
録画前には、マイクやスピーカーの音がちゃんと録音できるかを音声設定で確認しておきましょう。
特に「OBS Studio」は細かく設定できるので、自分の声も相手の声もしっかり入るように調整しておくと安心です。
また、録画するときは通話の画面全体がちゃんと映るように録画範囲を設定しておくと、相手の表情などもはっきり記録できます。
録画したあとで編集もしやすく、資料やメモとして残しておきたいときにも便利です。
カカオトークのビデオ通話はバレる?録画するときの注意点と自然に使うコツ

通話を録画・録音しようとしたときに「音が入っていない」「相手に気づかれてしまった」などのトラブルが起こることがあります。
このパートでは、声が録音されない理由とその対処法、気づかれずに録画・録音を行うポイントをご紹介します。
あわせて便利な録音アプリの使い方や、音声・映像の質をよくするちょっとした工夫、LINEとのちがいなどもお伝えします。
相手の声が録音されないときの原因とその対策
カカオトークのビデオ通話を録画したのに、相手の声が聞こえない、無音になってしまうというケースはよくあります。
このような問題の多くは、録画中に内部音声がうまく拾えていないことが原因です。
特にiPhoneでは、Appleの仕様により画面録画で内部の音声を録るのが難しく、録画はできても音声が入らないことがあります。
Androidやパソコンでは内部音も録音できることが多いですが、設定を間違えるとうまく録れないこともあります。
事前に試し撮りをして、ちゃんと音が入っているかをチェックしておくのが安心です。
また、録音に対応したアプリを使ったり、音声を分けて録れる録音ツールを利用するのも効果的です。
スマホやアプリの特性を理解したうえで、その機種に合ったやり方を選ぶことが成功のコツです。
通話録音アプリをうまく使うポイント
カカオトークの通話内容を録音・録画したいときは、録音アプリを使うのも便利な方法です。
特にAndroidなら、「Cube ACR」や「ACR通話録音」といった人気アプリがあり、会話を自動で録音してくれる機能がついています。
これらのアプリは、普通の電話だけでなく一部のネット通話にも対応していることがあるので、カカオトークで使える可能性もあります。
ただし、ビデオ通話に対応しているかは機種やアプリによってちがうため、実際に使ってみて確認するのが一番確実です。
アプリの設定画面で「インターネット通話も録音する」などの項目があれば、それをオンにしておきましょう。
なお、iPhoneの場合はAppleの制限により、録音アプリが思うように動かないことが多くあります。
その場合は、パソコンや外部の録音機器など別の方法を検討するのが良いでしょう。
録音アプリを使うときは、相手に不安を与えないよう使い方や目的をしっかり考えて使うことが大切です。
相手に録画がバレることはある?通知される?
「録画しているのを相手に知られるかも…」と心配になる方もいると思います。
カカオトークには、録画をしていることを相手に知らせる機能はついていないので、画面録画やツールを使っても通知されることは基本的にありません。
ただし、録画を開始する際の操作音や、通話中の画面の動きに違和感があると、相手に気づかれてしまう可能性もゼロではありません。
たとえば、スマホの「ピッ」という音や、画面の表示が少し変わるなどの小さな変化がヒントになることもあります。
また、録画した映像を他の人に見せたり、無断でSNSに投稿するのはトラブルのもとになるので注意が必要です。
バレずに録画したいときは、音を立てずにそっと録画を始めて、普段通りのやりとりを続けるのがポイントです。
きちんとマナーを守って使えば、相手に気づかれるリスクはほとんどありません。
録画をきれいに仕上げるための工夫ポイント
カカオトークのビデオ通話を録画する際は、映像や音声の質を意識することで、見やすくて聞き取りやすい記録が残せます。
まず大切なのは、明るい場所で通話することと、安定したインターネット環境を整えることです。暗い部屋や電波が不安定な場所では、映像がぼやけたり音が飛んでしまうことがあります。
録画時に解像度や音声の設定ができる場合は、画質を720pか1080pに設定し、音声はステレオで録れるかを確認しておくと安心です。
また、最近の録画アプリや動画編集ソフトには、美肌加工や背景をぼかす機能などがついているものもあり、映像の印象をより良くすることもできます。
録画後に動画を編集する際は、明るさや音量を調整したり、いらない部分をカットすることで、より見やすい仕上がりになります。
特に、記録や資料として保存したい場合には、視認性と聞きやすさをしっかり意識して編集することがポイントです。
LINEとカカオトークの録画事情のちがい
カカオトークとLINEは、どちらも人気の高い通話アプリですが、ビデオ通話の録画という点では違いがあります。
どちらのアプリも録画機能はもともと搭載されていないため、録画するにはスマホの画面録画や外部アプリが必要です。
ただ、LINEは今後のアップデートによって録画対策機能や録画時の通知が加わることがあり、録画中に相手に気づかれるリスクが高まる可能性もあります。
その一方で、カカオトークには現在そういった通知機能がなく、比較的自由に録画しやすいのが特徴です。
ただし、どちらのアプリもプライバシー保護を大切にしているため、録画や録音を行うときはマナーと相手への配慮が必要です。
また、本人確認やセキュリティ機能の違いもあるため、使う目的に合ったアプリ選びを心がけましょう。
通話の内容を記録するかどうかは、相手との関係や使い道に応じて慎重に判断するのが大切です。
まとめ
この記事の内容をわかりやすくまとめます。
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録画の成功には、開始タイミングや事前の準備がとても重要
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iPhoneでは画面収録機能を使うことで簡単に録画が可能
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Androidでも機種によって標準機能や録画アプリで対応できる
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パソコンでは無料の録画ソフトで通話内容を映像と音声ごと記録できる
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音声が入らない場合は、設定や機種の仕様を確認する必要がある
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専用の録音アプリを使えば、声の録音もより確実に行える
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録画や録音が相手に知られることは基本的に少ないが、環境や操作によっては気づかれることもある
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エフェクトや音質・画質の調整で録画のクオリティを高めることができる
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LINEとカカオトークでは録画時の通知や自由度に違いがあるため、目的に合わせて選ぶのがポイント
カカオトークのビデオ通話を録画・録音したいときは、自分の使っているデバイスや状況に合った方法を選ぶことが大切です。
相手に気づかれないように配慮しつつ、事前の確認と準備をしておけば、安心して通話内容を記録できます。
便利なアプリや設定も上手に活用して、自分にぴったりのやり方で大切な会話を残しましょう。